ムジカ・エテルナ オンラインストア公式Blog

吹奏楽やアンサンブル楽譜の出版を行うムジカ・エテルナ合同会社のブログです。出版作品をちょっと変わった角度から紹介したり、新作の発売情報をいち早くお届けしたりします。演奏会の情報なども告知していきます。

【商品紹介】夏に演奏したい、「海の旅」をモチーフの曲です!

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

7月に入り、夏本番がそろそろだな…という天気ですね!

まだまだ、変わりやすい気候ですのでお体には十分お気をつけくださいませ!

 

本日の、商品紹介は浦木裕太氏作曲の「Journey」です。

この曲は「海の旅」をモチーフにして書かれた楽曲です。

では、「海の旅」とはどんなものなのか?浦木裕太氏による解説は以下の通りです。

この曲は、「海の旅」をイメージして制作にあたりました。
大航海時代、新大陸を目指して旅をする船乗りは、海という強大な自然に立ち向かって行きます。海はときに美しく、ときに恐ろしいものです。3部構成の中間部(104小節目~)で船乗りは海の真の美しさを知ります。ゆったりと流れる中間部を境に海の美しさを知った船乗りの心境の変化を曲中から感じ取っていただけたら幸いです。
また、この曲の前半部(25小節目~)と後半部(143小節目~)では4分の3拍子のビートの中に8分の6拍子でリズムを取るヘミオラが多用されています。これらの部分のリズムを正確にとることが演奏の鍵になると思います。(浦木裕太)

 

 

また、この曲の楽曲解説を書いた石原勇太郎氏は、次のようにこの楽曲を紐解いています。

音の揺れが波のように聴こえ、長大な調の流れがどこまでも続く大洋を思わせるためか、音楽作品には「海」をテーマにした作品が数多く存在する。ムジカ・エテルナ社と専属契約をしている若手作曲家の浦木裕太による《Journey》も、「海」をテーマにした作品である。
 静岡県磐田南高等学校の委嘱により2014年に作曲された本作。「Journey」という、解釈の幅を大きく広げる抽象的な題名ではあるが、浦木は「海の旅」を念頭に置き、本作を作曲したと述べている。
 大航海時代の船乗りたちと、海の優しさと恐ろしさを描いたと言う本作は、重苦しく這い回るような低音の旋律で幕を開ける。憂鬱な旋律は徐々に力を増してゆくが、突如総休止が置かれる。ここまでを、旅立ちの前の不安や、それを断ち切ろうとする意志と感じることもできる。なぜなら、総休止が明けた後も、冒頭の旋律が積み重ねられてゆく様子に、船乗りたち――あるいは、《Journey》という音の大海を旅する私たち――の先の見えない不安やプレッシャーを感じずにはいられないからである。
 不安は重なりつつも、Allegro con forzaに入ると、決然と船に乗り込み、大海原の激しい波にもまれてゆく。リズム・パターンの変化が、海の波が変わりゆく様子を描き出す。厳しい自然の摂理を叩きこむような海の様子から一変し、穏やかな中間部へと進む。
 浦木によれば、中間部で船乗りたちは「海の真の美しさを知る」そうである。それは、夜中に船上から見る満月かもしれないし、海に反射する星々の煌めきかもしれない。あるいは、水平線の彼方から昇りくる朝の太陽を見た時かもしれない。ともかくも、海の上で見出だした自然の美しさを木管楽器群が中心となって歌い上げるのである。
 この流麗な中間部を経て、船乗りの心境が変わったのか、Allegrettoになった音楽は、前半とは異なった明るく爛々とした音楽へと変化する。本作の魅力のひとつが、「旅」を終わらせることなく、「旅の途中」で音楽のみを終わらせている点である。音楽はひとつの世界であり、本作の中で船乗りたちの旅はまだ終わらずに続いている。私たちの耳には聴こえなくとも、船乗りたちは《Journey》の中で、未知の世界を求めて帆を上げ、海の道を進んでいる。(石原勇太郎)

 

勇壮な前半部、雄大で美しい中間部、そして次へとつながる後半部。

演奏会全体の序曲として、コンサートのオープナーにもオススメできる作品です。

演奏時間6分00秒、グレード4です。

 

スコアのみのご注文も承っておりますので、選曲の際は是非ご参考にお使いください。

商品ページでは、もちろん試聴も可能です!

ご注文および編成詳細は下記リンクをクリック!

store.musica-eterna.com

 

本日は以上です!

ムジカ・エテルナでは、皆様のコンサート作りを全力で応援しています!